インターネットを使うのだから教員も在宅勤務が可能です。
しかし、それは教育するという場面しか見ていないことになります。
教育するための新しい知を研究し生み出す場所が必要です。
そのために教員だけがさまざまな意見を自由に交換できる仕組みが不可欠です。
ここから新たな知識が発信されることになります。
しかし、ほとんどのeラーニングでは、教える側のための支援が見落とされているのではないでしょうか。
eラーニングの世界に校長室などなくてもよさそうですが、校長室がないサイトは信用できません。
校長とはその学校の責任者のことです。
何か問題があった場合、最後は最高責任者に直接、掛け合わなければならないこともあります。
それなのに校長室がなければ文句を言いに行く先がないと言うことになります。
ちゃんと責任の所在を明らかにし、何か問題があればいつでも言ってください、と門戸を開いている必要があります。
校長室に対して苦情を言ったとしても、実際に校長先生が回答しているかどうかを確かめることはできませんが、少なくとも普段の質問窓口以外に、直接トップに苦情を伝える窓口が用意されていることは受講生にとっても安心なことです。
eラーニングでの学習と言ってもすべてがインターネットで学習できるとは限りません。
教科書や参考図書などの書籍はまだまだ電子化されていません。
また、実験や実習を伴う授業もあるでしょう。
そのような授業に必要な道具などをすぐに購入できるような仕組みが必要です。
いわゆる購買部の機能です。
購入した物は宅配便などで届けるしかありませんが、少なくともサイトから購入できるようになっていないと、近くで購入できない人は学習に支障がでてきます。
しかし、俗に言うオンラインショッピングの機能をそのままeラーニングのサイトに装備するのは大変なことです。
受講生が望むすべての商品を揃えることは不可能でしょう。
こういう場合、eラーニングサイトが独自に購買部を設けるのではなく、いろいろなオンラインショッピングのサイトと提携し、簡単な操作で必要なものが購入できるようにすれば十分でしょう。
むしろ、自前で構築するより本当に欲しいものを安価に提供できるようになります。
受講生の特典として割引でもあれば、なお良いでしょう。
学割というのはeラーニングでも使えても不思議ではありません。
そんなことで学生であることを実感し、学習意欲が向上することもあります。
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